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デムーロ騎手とルメール騎手がJRAの新規騎手免許試験に合格。外国人初の

JRA所属騎手が誕生した。通常外国人騎手が日本で騎乗出来るのは短期免許を

取得して3ヶ月のみ。これで彼らは通年での騎乗が可能になった。

二人とも10年以上短期免許で日本で騎乗している。技術、実績、人間性

全てにおいて欠点らしき物は見受けられない。彼らに賭けて負けても

納得できる。彼らが乗って勝てないものは誰が乗っても勝てないと。

日本人でそう思わせてくれるのは武豊騎手くらいしかいない。また、外国人騎手を

JRA所属にすることで日本の若手が育たなくなるなどという意見があるがそれは

間違いである。そもそも競馬はスポーツではあるものの他のスポーツとは一線を画す。

ギャンブルという一面があるからだ。他のスポーツで見受けられる成長を期待しての

起用、それに伴う失敗は成長の糧とは競馬はならない。失敗は許されないのだ。なぜか?

金銭を賭けているからだ。また、現に伸びる若手は勝手に伸びるし、ダメなやつは淘汰

される。それを外国人が来たからなんていうのは言い訳に過ぎないのである。

遂に門戸は開かれた。これからどんどん有能な外国人騎手が後を追うだろう。

ハイレベルなレースが見られるのは実に楽しみである。
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